古材の扱い方

古材の扱い方
古材

私も以前は古材って古いものをそのまま引っこ抜いてきて活用できるのかと感じておりましたが、なんと皆様にお届けできるまでには凄い過程をとおってきます。まず 大外、チリほこり 完全に朽ちた表皮。また、解体時に残る釘の処理、プラスして防蟻の処理。ここまでで専門の職人さんが登場して時間をかけて処理いたします。この先ですね、樹種、状態を見極めてご要望される状態まで仕上げるのに最低5~6工程、時間が流れていきます。古いから安い。ではないようですね。ただ、本当の素材から出来上がる現物の仕上がり具合は、なんとワンダフル。これにも空間全体のカラーバランス、表情が加味してきますので、曖昧な計画ではその良さが発揮できません。魅せる場所を特定し私共のパース画を活用していただければその魅力の力を発揮できると思います。 次回は古材を使ったインテリアでやっていいこと、悪いことをお届けします。